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2012年10月22日

2012年10月22日 (月)

「高額賃貸住宅市場は復活するか?」

 賃貸住宅市場は賃料20万円を境に市場が異なり、別の動きになる。
 20万円未満の市場は厚く、一般市民が景気動向の影響を受けた動きになる。
 これに対して、20万円以上の賃料を出せる人は一般の会社員は限定的になる。
 このため、賃料の変動幅はこれを境に大きく異なる。

 特に、賃料100万円以上のexpats相手の市場となると、ストックを全部カウントすることができる。
 例えば、1000戸の市場に対して、50戸の新規供給を行うと、単純に5%分全体の空室率が悪化する。
 数えられるということは、市場規模も物件単位の競合状況も稼働状況も明らかになる。

 高額賃貸住宅市場に決定的だったのは、放射能の問題である。
 海外では日本とは異なる報道がされており、西欧人を中心に本国に帰国して帰って来ない人は非常に多い。
 韓国人や中国人は相当帰ってきたが、西欧人は違う。
 市場が小さく、深刻な需要減退を招いた市場は回復の傾向が未だ見えない状況にある。

 こうした市場では、賃料を下げるのは得策ではないし、効果もほとんどない。
 予算の範囲内で気に入った物件を選ぶことに鑑み、訴求点を明確にした方が成功への近道になる。

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