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2011年3月14日

2011年3月14日 (月)

沿岸部居住者数の算出結果 続き(3/14)

先ほどの1kmと同じやり方で、岸から3km・5km圏内を算出しました。

■人口・世帯数(コメント)
1km圏内の人口が46万人、3kmは104万人、5kmは152万人。
対象面積が1辺の長さに比例するので、1:3:5となる。
152÷5=31万人なので、1km圏内の46万人の方が多く、沿岸部に集中して住んでいた実態がある。

また、一般世帯数は1kmが15.6万世帯、3kmが35.8万世帯、5kmが54万世帯。
これを面積で割った密度は人口と同様の傾向となる。

沿岸(1km)から内陸(5km)に入ると、世帯構成がやや小さくなるが、大きな傾向の違いはない
 世帯人員3.0→2.8人

■世帯の家族類型(コメント)
沿岸(1km)から内陸(5km)に入ると、高齢者比率が低くなる。 50%→40%

■面積帯別・世帯人員別世帯数(コメント)
沿岸(1km)から内陸(5km)に入ると、単身世帯割合が高くなるが大きな傾向の違いはない
 単身世帯割合 22%→25%

沿岸(1km)から内陸(5km)に入ると、平均面積は小さくなる
 平均面積 110㎡→99㎡

■総括
 総じて、沿岸部と内陸部の世帯構成や住宅属性は同様であり、沿岸部に合わせた対策が望まれる。
 最も大きな特徴は沿岸部に居住者が集中しているという分布状況にあり、
 被害想定を減じる要素が当データからは言えないという悲しい事実である。

最後に、当調査を自主的に行い、まとめてくれた社員を誇りに思います。

 アトラクターズ・ラボ株式会社 代表取締役 沖 有人

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沿岸部居住者数の算出結果(3/14)

岩手・宮城・福島3県の太平洋沿岸から1km以内に居住している方を算出しました。
今後の政策に役立てて頂ければ幸いに思います。

(詳細は、2005年国勢調査の500mメッシュデータをGISを用いて岸から距離1kmに属するエリアを面積按分計算しています)

■人口・世帯数(コメント)
人口・世帯数の基本情報は以下で、昨日発表した沿岸市町村の人口の合計値196万人のうち、46万人が津波の影響を何らか受けています。

また、一般世帯数15万という数字は必要な仮設住宅の目安と考えます。

■人口・世帯数(データ)
人口総数 462,214
一般世帯数 156,036
平均世帯人員 3.0

■世帯の家族類型(コメント)
6歳未満の未就学児童がいる世帯が全体の11%の1.7万世帯。
顕著な特徴は65歳以上の高齢者親族がいる世帯が50%を占め、7.7万世帯。
単身世帯は20代の若者よりも高齢者(65歳以上)が圧倒的に多く、仮設住宅は和室仕様がいいです。

■世帯の家族類型(データ)
6歳未満親族のいる世帯数 16,658
65歳以上親族のいる世帯数 77,382
世帯主が20-29歳1人世帯数 5,251
高齢単身者世帯数 12,366
高齢夫婦世帯総数 15,179

■面積帯別・世帯人員別世帯数(コメント)
面積帯はかなり広く、平均でも110㎡程度。
4人世帯が15%、5人以上の世帯が17%おり、仮設住宅は都市型の狭小なものでは世帯を割ることになります。
多人数の1家族は2戸分などの対応が必要になることを考慮に入れるべきです。

■面積帯別・世帯人員別世帯数(データ)
0-29㎡の世帯数 5,910
30-49㎡の世帯数 19,070
50-69㎡の世帯数 16,513
70-99㎡の世帯数 23,082
100-149㎡の世帯数 48,247
150㎡以上の世帯数 40,309

1人世帯数 34,353
2人世帯数 41,110
3人世帯数 30,189
4人世帯数 23,872
5人世帯数 12,399
6人世帯数 8,227
7人以上世帯数 5,288

最後に、当調査を自主的に行い、まとめてくれた社員を誇りに思います。

 アトラクターズ・ラボ株式会社 代表取締役 沖 有人

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