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2010年6月22日

2010年6月22日 (火)

負けることが大事

ワールドカップサッカーのグループリーグの2試合目が終わって、調子がいいチームより苦戦しているチームに注目している。

私はサッカーの監督を大学時代にしていたので、この件にはうるさい。

自国が勝って嬉しいのは当然だが、浮かれ気分はご法度なのがノックアウト制の決勝トーナメントである。

これまでグループリーグで苦戦しているチームが優勝するケースが多い。これは調べれば簡単に分かる。

なぜそうなるのかは気持ちの問題だと思っている。

グループリーグで3戦全勝なんてしている国が、いとも簡単に決勝トーナメント1・2回戦で負けるケースが多い。

サッカーのようにロースコアゲームは番狂わせが多いものだ。世界の力の均衡なんてもう20年前から言われていることだ。

だからこそ、グループリーグで苦戦しておくと、危機感を持って用意周到に対処するものだ。

その意味で、スペイン・イタリア・ドイツ・イングランドなどは幸いかなと思っている方がいい。良薬は口に苦い。

本当にグループリーグ敗退になるかは紙一重だが、負けられないという強い意識は追い込まれてこそ身につく。

これで日本が善戦していることも説明がつく。事前の結果が悪過ぎたのが、不細工な前近代的な戦術を取らせ、愚直に実践し、勝って自身を付け、自分たちのスタイルとして確立しつつある。

言いたいのは、仕事でも全勝するのは難しいということだ。負けてもいい時に失敗しておくと、大事な時に成功できる。

負けから学べるメンタリティが成功者の証しなのである。

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