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2010年1月13日

2010年1月13日 (水)

賃貸住宅市場の現状を把握する上で見るべき指標

賃貸住宅市場も不動産市場の激変の中で需給バランスが崩れている。

市場をウォッチする上で、大局的に状況を正確に把握するために、見ている指標が3つある。

第一に、景気ウォッチャー指数。

いわゆる街角景気で、景気の実感値に近い数字で、変動の大きな高額賃貸市場などは遅効性を持って連動することが分かっている。

リーマンショック以降の落ち込みから反発傾向は見られるものの、その動きは弱く、回復に時間が掛かることを予見させてくれる。

第二は、定期給与指数。

雇用環境の急激な悪化は変動幅の少なかった給与が3%程度も下がるショッキングな動きをした。

給与が下がれば、最も高い出費である賃料を減額する方向に向かう。

その傾向は賃料の指数に現れてきており、目先3%減が落ち着きどころではないかと考えている。

第三に、消費者物価指数(CPI)がある。

政府のデフレ宣言があったが、物価が下がれば賃料も例外ではなくなる。

これは長期的に連動していることが明白で、バブル崩壊前までは一本調子に上がっており、その後はほぼ横ばい傾向にある。

直近の数値は緩やかなダウントレンドで、上向きに安定することが望まれる。

これら3つの指標を見ていると、市場の変化を見誤ることがないので、参考にしてもらいたいものである。

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